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ラジコンとかゲームとか趣味の話

セットアップゲージでアッカーマン変化を見てみよう

セットアップゲージを買ったものの、蔓延防止何ちゃらとか緊急事態宣言やらで遊びに行けないので、お家でできることをする

 

先日、Cハブのキャスター角によるキャンバー変化量を測った際に、もう一人の共犯者がいる可能性に気づいた

「もう一人の犯人はアッカーマン、貴公です。」

元いアッカーマン機構ですな(我ながら寒いボケ

キャンバー変化で面圧上がれどそのタイヤの切れ角が少なく大きなアールを描くなら、そりゃあ曲がらない性格になるわな

アッカーマンの調整で外側のタイヤ切れ角が上がるなら、キャンバー変化量が多くて面圧が上がればぐりぐり曲がるんじゃないかと妄想

つまりCハブのキャスター角が6度でも曲がれるセッティングは作れるんじゃないかと馬鹿なりに考えてみた

 

さて、TB-05でアッカーマン弄るにはどうするか

まず考えられるのは、T5部品とBA4ピロボールの間にシムを追加する

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シム無しで左右の切れ角を確認したところ、内側26°、外側19°(切れ角差異7°)となった

T5部品とBA4ピロボールの間にシムを入れた場合、どのくらい変わるか知りたかったので極端な変化を加えてみる

間に3mmのスペーサーを挟んで取り付け位置を前出し

結果、内側22°、外側17°(切れ角差異5°)

切れ角の差異は減ったが、そもそも外側の切れ角も減っちゃってて本末転倒

今更ながらTB-05のステアリングワイパーってクセ強ぇな

(この辺がみんなTA-07に行っちゃう理由なのかも)

 やっぱアッカーマンを弄るオプション買わなきゃダメか?

OP.1923 TB-05 アジャスタブルアッカーマンセット

高っけぇなぁw

 

今月はセットアップゲージとセッティングボード買っちゃったし母の日プレゼントを発注したせいで、もうお金ないw

なので今あるものでどうにかならないか、シムを外してステアリングワイパーを動かしつつしげしげ眺めて考える

んで1個気づいた

ステアリング時、外側のステアリングアームが若干斜めってるのよね

ココが真っ直ぐになる=アームを一番長く使える=外の切れ角確保、というのはどうだろう

なんで、T5部品の取り付け部部分をちょっと削ってみた(厚み 7.5mm→7mm)

TB05_wiper

図、見づらい・・・

これで切れ角は内側26°、外側18.5°(差異7.5°)

あれ?

差異は増えて、内側の切れ角変わらねど外側の切れ角は減った

どういう事だってばよ・・・

再度しげしげ眺めて、犯人発見

TB05_Wiper2

サーボから来てるステアリングリンケージの頭が当たってる

なのでワイパーの動く範囲が制限されるため、

アッカーマンの調整では外側タイヤの切れ角(最大値)UPにはつながらない

 

そうよね、アッカーマンさんは主に内側のタイヤと外側のタイヤの通る軌道を変化させる機構だしな

 

大体がフルステアすること少ないんだから今回の考察はあまり意味が無いのか

とりまもう少しクイックにしたいので、取りつけ位置を前出し(逆に削っちゃったヨ・・・)しよう

左右の切れ角差が減ることで車が曲がる時に描く円の半径も変わるはずなので、そこで小回りが利くようになるか見てみたいと思う

 

ついでに切れ角確保のために当たる部分は削っておこう 

オープンタイプのボールエンドアジャスタって精度は良いけど、肉厚

ノーマルからこいつに換えたことで、よもや最大切れ角の減少が起きてるとは全く気付かなかった

最初っからオープンタイプのアジャスタを使用するTB-05Rの取説には、アッパーアームがギアボックスに干渉するところは削れ、と記載されとるがステアリングリンケージが当たる部分については何も書いとらんね

TB05R-CoverTB05R_stefner

 

以前のローフリクションアジャスタで設計された車体だし、こういうところの調整が大事になってくると今更認識

 

 

アッカーマンについてはいろいろ思考錯誤したけど実際走らせてみないと理解が深まらんなぁ

ああ、遊びに行きたい